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シーリング工事とは?注意点や流れを解説
2023年12月25日外壁工事の際に、「シーリング(工事)」という言葉を聞いたことや、見たことはありませんか?シーリング工事の流れや注意点について解説します。
シーリング工事とは
シーリング工事とは、サイディングボードの隙間を埋め、雨の浸食を防ぐためのものです。また、シーリングをコーキングという場合もありますが、どちらも同じものを指しています。サイディングボードのつなぎ目や外壁とサッシの間など、雨漏りの原因や壁の内部の劣化を防ぐ効果があり、外壁工事をする際には、とても重要なポイントです。
シーリング材の劣化
シーリング材が、雨や太陽の光など、自然に劣化していきます。徐々に硬くなっていき、隙間ができたり、ひび割れたりと約5~10年程度で再度シーリング工事を行わなければなりません。
リーリング工事の流れ
シーリング工事は方法が2種類あります。
打ち替え 古いシーリングを取り除き、新しいシーリングを入れる 打ち増し 古いシーリングはそのまま、新しいシーリングを古いシーリングに被せる 劣化の状態や目地(亀裂)の深さなどの状況から判断して、打ち替えか打ち増しかを判断します。費用は、打ち替えの方が多く、打ち増しの方が安いですが、基本的には打ち替えをオススメしています。ここでは、シーリングの打ち替えの流れについて説明します。
- 古いシーリングの除去
- マスキングテープで養生し、プライマー(下塗り材)を塗ります
- シーリング材を打ちます
- 形を形成する
- 養生テープを剥がし、乾燥させるシーリング
- 工事完了
シーリング工事の注意点
シーリング工事は、一見簡単そうに見えますが、外壁工事の中でも特に重要で、難しい作業です。工事の質やシーリング材の選択、器具の選択など、誤ってしまうとひび割れや水漏れなどに繋がりやすくなります。そのため、工事の担当者がシーリング工事の資格を持っているか確認することが必要です。
また、シーリング工事は、天候によっては施工できない場合もあります。15〜25度の気温、湿度80%未満、曇天で無風状態が望ましいとされております。無理に工事を行うことで、シーリング材の寿命の低下や機能が悪くなることがあるため、注意が必要です。
定期的なメンテナンスを行いましょう
シーリング材の耐用年数は5〜10年と外壁塗装に比べ、短いことが多く、メンテナンスを定期的に行うことが重要です。外壁だけではなく、内部の劣化の原因になるため、5年に1回程度定期点検でメンテナンスを行うことを推奨しています。
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