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外壁塗装と屋根塗装を同時に行うと本当に安いの?メリットとデメリットを解説
2024年4月10日塗装工事は、住宅のメンテナンスとして大切なものの1つです。そのうち、外壁塗装と屋根塗装は大きな費用がかかってくる重要な工事の1つ。「屋根と外壁を同時に塗装することがいい」と一緒に施工を行うように勧められることもあるほどですが、一体どうして同時に行う事が良いのでしょうか?このページでは、外壁塗装、屋根塗装を同時に行うことのメリット・デメリットや注意点について解説していきます。
塗装工事の必要性
まずは、塗装工事を行う理由や耐用年数について解説します。
必要な理由
家の外壁や屋根は、雨や風、雪、紫外線、太陽熱などの自然の影響を受けやすい状態にあります。そのため、外装や屋根に塗装を施すことで家を保護することが可能になります。
外壁や屋根などの表面に塗料を塗り、乾燥させることで表面に「塗膜」が形成され、自然の影響から素材を直接保護し、ダメージを防ぎます。しかし、塗膜もダメージを受けると劣化し、寿命があります。塗膜の劣化が進行すると、素材にダメージが伝わり、建物自体の劣化や不具合の原因となります。
美観向上
新築時に美しかった外観も、経年とともに色あせ、汚れが目立つようになります。塗装を行うことで美しさを取り戻すことができます。同じ色に塗り直すこともできますし、イメージチェンジを図ることも可能です。
特殊機能
塗料自体が進化しており、様々な機能が備わっています。色や耐用年数だけでなく、目的や用途に合わせて塗料を選ぶことで、より快適な生活を送ったり、メンテナンスの手間を省くことができます。
耐用年数
上記で説明したように塗装(塗料)には耐用年数があります。以下の表を参考に塗装の塗り替えを行うことが大切です。
塗料 寿命(耐用年数) アクリル塗料 5~7年 ウレタン塗料 8~10年 シリコン塗料 10~15年 ラジカル塗料 12~15年 フッ素塗料 15~20年 無機塗料 20~25年 過去に塗装を行って10年経ったからと言ってまた塗装を行わなければならないわけではなく、塗料の種類や劣化の度合いで塗り替えを行う必要があります。
同時施工をするメリット・デメリット
外壁塗装、屋根塗装を行う場合、大きな費用がかかってくることがあります。その時に同時に施工をおすすめされることもありますが、同時施工のメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
メリット
費用が安くなる
依頼の手間が少なくなる費用が安くなる
費用が安くなる理由は、塗装の際に必要になる足場の設置が1度で済むため、足場分の費用が少なくなります。また、同時に同じ業者に施工をお願いすることで、業者が値引きを行うこともあり、費用が安くなることは間違いありません。
依頼の手間が少なくなる
同じ業者に、外壁と屋根の塗装をお願いすることになるため、業者探しから依頼の手間が少なくなります。
デメリット
しかし、同時施工を行うことでデメリットもあります。
まとまった費用を用意する必要がある
業者選びが難しいまとまった費用を用意する必要がある
1施工分の足場代が浮くため、総費用は安くなりますが、外壁塗装で60~100万円程度、屋根塗装で60~100万円程度の費用がかかるため、総額で100~200万円ほどの施工費用になります。1度に用意する費用が多くなるため、注意が必要です。
業者選びが難しい
また、同時に塗装を行うことで、業者探しと依頼の実際の手間は少なくなりますが、外壁と屋根どちらも施工してくれる業者か、きちんと施工してくれる業者なのかと判断が難しい場合もあります。同時施工の場合には、実績や丁寧に業者の確認を行う必要があります。
外壁塗装・屋根塗装を同時に施工を行うときの注意点
屋根塗装と外壁塗装を同時に行う場合、一度にまとまった費用が必要になりますが、長期的に見れば費用を抑えることができますので、一度検討してみる価値はあります。また、一度に依頼することで費用以外にも便利なメリットがあります。
しかし、業者選びは慎重に行う必要があります。複数の業者に依頼し、対応や実績、見積もり額などを比較検討することが重要です。
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